Blooming of The Datatrading 3rd
データ取引市場 実売データ説明会&データ活用ワークショップ
エブリセンスでは、データ流通市場の活性化を促す取り組みとして、データの取り引きに関わるテーマを設け定期的にイベント開催を行っております。サブテーマとして「データ流通の民主化」を設け、行政と民間が協調しながら制度設計や標準化の動きが進んでいる中で、民間自らが主体的にデータ流通をブレイクスルーさせる機運を高めていきたいというマインドのもと運営しています。
≫前回実施したワークショップについてはこちら
さて、昨秋に開始した蓄積型データ取引市場サービス「EverySense Pro」はおかげさまで15社のユーザー企業様にご参加いただき、実売データとしては40件近くが登録されています。
通常アカウントをお持ちでないとご覧いただくことができませんが、今回のイベントでは『EverySense Pro』に参加しているデータ提供者によるピッチ、および『EverySense Pro』に登録されている実売データを使ったデータ活用ワークショップを実施します。
開催概要
日時:2019年2月14日(木)終了しました!
場所:Landwork青山ビル9Fセミナールーム Access
【プログラム】
1.エブリセンスよりサービス提供状況のご報告
2.EverySense Proデータ提供企業各社によるピッチ
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社 川野大様 >資料
株式会社イード 吉田凌様 >資料
タンブルバー株式会社 茅野智路様 >資料
株式会社ディーアンドエム 中関裕一様 >資料
株式会社JTB 高知尾昌行様 >資料
株式会社KSP-SP様 >資料
3.データ活用ワークショップ
『EverySense Pro』に登録されている実売データを使ったデータ活用ワークショップです。
(ファシリテータ協力/日本ユニシス株式会社 Financial Foresight Lab 三澤潔様)
ファシリテーター
日本ユニシス株式会社 三澤潔様の総評
エブリセンスジャパン様が主催した「データ活用ワークショップ」の進め方などを説明させていただきました。
ワークショップでは、参加者の皆様に7つのグループに分かれていただいたうえで、「データ利活用に関して皆様が抱える問題・課題は何か」「問題・課題解決に必要なデータは何か」「必要なデータを利活用する仕組みとしてどのようなものがあるか」などを協議していただきました。
そして、ワークショップの最後に各グループで考案したデータ利活用方法を発表いただきました。各グループとも、違う企業に勤務され初めて会う方々同士だったにも関わらず、非常に濃密な協議をしていただいたと感じています。
また発表いただいた内容も素晴らしいものばかりだったと考えています。あらためて皆様の問題意識の高さに感銘を受けるとともに、データビジネスの高い可能性を認識した次第です。
個人的な感想ではありますが、「『データの利活用=商品・サービスを売るためのマーケティング活用』という概念にとらわれないデータ利活用方法」、「一企業の利益だけでなく社会課題も解決するデータ利活用方法」は、私自身の気づきにもなりました。皆様におかれましても、このワークショップが有意義な時間になったのではないだろうか、と考えています。
たった2時間弱のワークショップではありましたが、皆様には考案いただいたデータ利活用方法を「ワークショップ限り」に終わらせるのではなく、実現に向けたさらなる検討をお願いしたい次第です。よろしくお願いいたします。