WEBINAR SUMMARY

ウェビナー「データ取引市場から見たデータ活用アイデアの考え方」
サマリー

 
 

先日、エブリセンスは「データ取引市場データ活用オンラインアイデアソン」を開催いたしました。
データ活用アイデアに悩む企業の方々、総勢43名の方にご参加いただき、多くの方から「参考になった」と回答いただきました。
その内容を少しでもシェアできればと思います。

   

開催概要

日時:2020年9月1日(火)および2020年9月2日(水) 14:00〜14:30
開催方法:Zoom
テーマ:データ取引市場から見たデータ活用アイデアの考え方、データ取引市場の概要について
参加者:2日間合計43名
イベントページ: https://every-sense.com/events-10

   

アイデアとは

データ活用アイデアを考えるにあたって、「アイデア」について考えてみましょう。
そもそもアイデアとは何でしょうか?これを知らないが故に、新規事業が思いつかなかったり、企画が出てこなかったりということが起きています。

 

この疑問に答えている本があります。
その名も『アイデアのつくり方』(ジェームズ・W・ヤング著)というロングセラーです。
その本の中にアイデアについて一言でまとめてあります。

 

データについて考える3つのコツ

 
 

「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ」

 
 

つまり、新規事業も企画も、すべてのアイデアは組み合わせによって生まれるのです。
例えば、今では当たり前になった回転寿司というのも最初は斬新なアイデアとして注目を浴びましたが、
このアイデアも「ベルトコンベア」×「寿司」という組み合わせによって生まれています。
(回転寿司はベルトコンベア業者が考えついたとも言われています。)

 

データ活用アイデアについても同じく「組み合わせ」だと考えられます。では、何と何の組み合わせでしょうか。
ここで少しエブリセンスが行っている具体的なことについて話します。

 
 

弊社では、ホームページに想定シナリオを定期的に更新しています。
これは、中立的な立場にある弊社が、データ提供者、データ利用者、データ流通支援事業者など、様々な企業様から
お話を伺えることから考えたアイデアについて、みなさまに参考としていただくために掲載しています。

 

この想定シナリオを作る際に、二つのことを気にしています。
それは「課題感」と、その課題解決のために「どんなデータやソリューションが使えるか」ということです。

 
 

一つ目のシナリオを考える際の「課題」について述べます。
ある業界やある地域、またはある特定の人物を思い浮かべて、そこでどのような課題があるかということを考えます。
人手不足かもしれませんし、コストに関する問題かもしれません。
しかし、それによって多数の課題が見えてくることは確かです。

 

もう一つの、課題を解決するために必要な「データやソリューション」について述べます。
今あるデータを使うのか、他のサービスとの組み合わせで生まれるデータが使えるのか、
ことによっては国外のデータやソリューションを使うことで解決するかもしれません。

 
 

この「課題感」と「データやソリューション」をたくさんインプットしておいた状態で、
散歩したりお風呂に入ったりボーッとしていると、ハッとひらめきが訪れます。
それこそがアイデアです。

 
 

つまり、「課題」×「データソリューション」が組み合わさった瞬間です。

 
 

この「課題」と「データ」については、ご自身の部署の都合上、片方しか考えてこなかった方が多いのではないかと思います。
ウェビナーでは、「課題」と「データ」について深く考えるためのコツをお伝えしました。

 

課題について考える3つのコツ
図1:課題について考える3つのコツ


データについて考える3つのコツ
図2:データについて考える3つのコツ


 
 

ぜひこれを機会に、アイデアのためには、組み合わせる必要があり、
「課題」と「データ」の両方を考えなければならないということを意識されてみてください。

 
 

さて、データ活用アイデアが「課題」×「データソリューション」の組み合わせであるということをお話してきましたが、
エブリセンスが運営しているデータ取引市場は、これらが集まってくる場所であると言えます。
魚市場に、魚も集まれば魚を買いたいお店の人も集まるように、
データ取引市場には、データも集まればデータを買いたい人も集まります。

 

ニーズとシーズが集まる場所であるエブリセンスだからこそ、貴社に貢献できることがあると思います。
一人で悩むことなく、ぜひ一度、お気軽にご連絡いただければと存じます。>>お問い合わせはこちら

 
 


イベントに関するお問い合わせはこちら info@every-sense.com