Blooming of The Datatrading 6th
データ取引市場 データ活用オンラインアイデアソンのご報告
「アイデアは新しい出会いによって起こる」。そのことを再認識する3時間でした。
先日、エブリセンスは「データ取引市場データ活用オンラインアイデアソン」を開催いたしました。総勢16名の方にご参加いただき、有意義かつ楽しい時間を過ごすことができました。その様子をお伝えできればと思います!
開催結果
日時:2020年5月29日(金) 14:00〜17:00
開催方法:Zoom
テーマ:アフターコロナ、ウィズコロナにおけるデータを活用した飲食店の新サービス・事業改善
参加者:16名
イベントページ: https://every-sense.com/events-7
アイデアソンについて
「アイデアソン(Ideathon)」とは、アイデア(Idea)とマラソン(Marathon)を合わせた造語です。
ある特定のテーマについて、対話を通じて、新たなアイデア創出やアクションプラン、ビジネスモデルの構築などを行うイベントです。
エブリセンスはこれまでも定期的にアイデアソンを開催しておりましたが、コロナの影響があり、今回は初めてオンラインでの開催となりました。
『アイデアのつくり方』(ジェームズ・W・ヤング著)というロングセラーがあります。
その本に「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ」という言葉があります。
新しいものを生み出すためには、新しい人との出会いや知らないことの体験が必要です。
アイデアソンは様々な会社で多様な経験をしてきた方が参加されます。今回のアイデアソンではオンラインということもあり、
場所も日本全国の方にご参加いただき、いっそう「新しい組み合わせ」が起こったのではないかと思います。
さて、今回のアイデアソン、テーマは「アフターコロナ、ウィズコロナにおけるデータを活用した飲食店の新サービス・事業改善」でした。
アフターコロナ、ウィズコロナで打撃を受けている飲食業界。そこにデータを用いてどんなことができるか幅広く考えていただきました。
コンセプトシート
ここからは、各班に作っていただいたアイデアをご紹介したいと思います!
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- ①ニューなび(ニュートリなび)
グループ名:内臓脂肪が悩み - 外食したとき、気になるのが「栄養バランス」。ただでさえ来客が減った飲食業界からお客が離れてしまうといけない。そこでユーザーに栄養学的な見地からおすすめのお店やメニューをユーザーにお知らせするナビゲーションアプリのアイデアです。ユーザーは栄養データが取れるため飲食店を利用しやすくなり、また健康増進につながります。さらに飲食店にデータ提供料を支払う仕組みにすることで飲食店に飲食以外の収益が生まれるというのも面白いアイデアでした!
- ①ニューなび(ニュートリなび)
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- ②AIフードタウン
グループ名:キムチーム - 店舗の来客数が減り、仕入れも見込みが不透明、急な休業・時短要請もある。1店舗で考えると非常に難しいこの状況だからこそ、商店街など相互の協力を行う取り組みのアイデアです。それぞれの店舗が空席状況や顧客情報、また人材や在庫まで様々なデータを共有することで最適化することで、お客にとってもより使いやすくなるというものでした!私自身よくカフェ難民になるのでぜひ使いたいと思いました!
- ②AIフードタウン
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- ③キッチンカーへの情報提供サービス
グループ名:Sweaters - 密を防ぐために、来客が少なくなることが予測され、店舗を構えることが問題となってきます。そこで店舗ではなくキッチンカーを利用するというアイデアです。キッチンカーを利用することで固定費を削減でき、感染不安を低減することができます。さらに、その地域の住民の属性データや決済データをキッチンカーに情報提供することで、売れる場所や売れるメニューが分かります。さらに高齢社会となったとき、店舗に行くのが難しい方々が嬉しいアイデアだと思いました!
- ③キッチンカーへの情報提供サービス
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- D④オールマイティポータルサイト「ころなび」
グループ名:つめ込みました! - 生産者と飲食店と消費者と労働人材のそれぞれが抱えている「相手次第で変えなければならない」ことによる問題を、データプラットフォームでつなぐことで解決しようというアイデアです。例えば、生産者は収穫量を調整して効率的に、店舗はお客が欲しい商品を作ることができるなど。ひとりで悩むのではなく全体で共有して考えることでミスマッチを防ぐ素敵なアイデアだと思いました!
- D④オールマイティポータルサイト「ころなび」
以上が今回のアイデアソンで生まれたアイデアです。発表後の投票の結果、15票中7票獲得で「キッチンカーへの情報提供サービス」が優勝となりました。Sweatersのみなさん、おめでとうございます!
会の最中に班同士の協業のコメントがあり、どのグループのアイデアも練られて面白いものばかりでした!
最後は記念撮影を行い、終始和やかな雰囲気で終了いたしました。
本イベントが成功に至ったのはひとえにご参加いただいたみなさまのご協力があってのものです。本当にありがとうございます!
今回のアイデアソンを通じて「新しい組み合わせ」の重要さを再確認できました。
知らなかったものとの出会いによってイノベーションが生まれるのだと。
エブリセンスが運営するデータ取引市場はデータの「新しい組み合わせ」を加速させるものです。
時事刻々増え続けるデータについて、知らなかったものが見つかる場、それがデータ取引市場です。すでにデータ取引市場には200種類のデータが掲載され、想像もしなかったデータとの出会いがあるはずです。
エブリセンスは定期的にイベントを開催していますのでぜひご参加ください!>>イベント一覧
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