エブリセンスジャパンが技術エディタを務めるデータ取引システムの国際標準化活動がIEEE SA 新興技術賞を受賞
世界最大規模の国際標準化機関であるIEEE SA(Standard Association)より、エブリセンスジャパン株式会社の齋藤慶太が技術エディタを務めるIEEE DTS (Data Trading System) WGが策定した「IEEE Std 3800-2024, IEEE Standard for a Data-Trading System: Overview, Terminology, and Reference Model」が2025年度のEmergent Technology Award(日本語訳:新興技術賞)を受賞いたしました。
当社はDTS WGに立ち上げ当初より参画しており、今回受賞を受けたIEEE Std 3800-2024への貢献を通じ、引き続き世界各国と協調し、データ流通に必要な国際標準化に貢献してまいります。同時に、今後も国際標準化活動人材の育成を積極的に継続して参ります。
■Emergent Technology Awardとは
IEEE SAのオープンコンセンサスプロセスにおいて新技術を推進、開始、または発展させた個人、ワーキンググループ、または企業に対して授与されるものです。
■DTS(Data Trading System)WGについて
2019年に一般社団法人データ社会推進協議会(DSA)の前身である一般社団法人データ流通推進協議会(Data Trading Alliance)が起案し、2020年にWGが設置され、2024年には成果物として「IEEE 3800-2024」を出版しました。本WGは、日本、欧州、インド、中国からの参加者の協力のもと活動を進めており、現在は「Data Trading System: Protocol and Object Framework」をIEEE P3800.1としての策定に向け活動しております。
◆IEEE SAの発表
https://standards.ieee.org/about/awards/ceremonies/
◆IEEE DTS WGのページ
https://sagroups.ieee.org/3800/

