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2025.05.09 news

CMIC Trustとエブリセンスジャパンが業務提携

株式会社エブリセンスジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長 眞野 浩、以下:エブリセンスジャパン)とCMIC Trust株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 秋田 昌男、以下:CMIC Trust)は、このたび業務提携を行うことをお知らせします。

【背景と目的】

今日、個人の健康に関する情報(PHR=Personal Health Record)や病院で管理される電子健康記録(EHR=Electronic Health Record)は、様々な組織やサービスで収集・管理されています。

 

日本では、これらの情報を活用した新たな価値の創出を目指し、情報銀行(信託機能)という仕組みが推進されてきました。しかし、データの提供者と利用者(行政や企業など)を結びづける仕組みづくりが進まず、いまだに多くの情報が個別で管理されているのが現状です。

 

今回の提携により、CMIC Trustがもつブロックチェーン(※)の技術と、エブリセンスジャパンが運営するデータ提供者と利用者を仲介するサービス「Every Sense Pro」を組合せることで、医療・健康分野の情報を安全に管理しつつ、個人にとってさらに有益なデータ活用の仕組みを構築します。

※データをブロックごとに分けチェーン(鎖)のようにつなげることで、改ざんを防ぎ安全に管理する技術。

 

<個人が提供する情報を活用したサービスの例>

・個人がスマートフォンのアプリから、日々の体重や血圧など健康に関する情報を入力する。
・情報の提供・使用に関し個人が同意すると、データ取引市場を通じ必要とする企業に情報が販売される。
・情報を提供した個人に対し、提供対価として健康食品やサプリメントなどにも交換できるトークン(代替通貨)が付与される。

 

ヘルスケア分野におけるデータ取引市場とPHRポータビリティサービス

 
株式会社エブリセンスジャパンについて

エブリセンスジャパンは、データ流通のリーディングカンパニーとして、中立、公平なデータ取引市場を提供するSaasサービス「Every Sense Pro」を提供しています。また、新たな取り組みとして、データ主権を守り安心・安全なデータ取引を実現するデータ利用権の仕組みを考案し、制度、国際標準化への取り組みを行なっています。
https://every-sense.com

CMIC Trust株式会社について

CMIC Trustは個人が医療情報やPHRを管理できる情報基盤を提供しています。また、Personal Data Store(PDS)を通じ、自らの意思でデータを利活用できるプラットフォームとそれに繋がるアプリケーションの開発・提供を行っています。
当社はシミックグループの一員として、医療・健康分野におけるDXソリューション事業を担い、国が推進する医療DX施策における課題解決に貢献しています。ソリューションの提供実績など、詳しくはウェブサイトをご覧ください。
https://www.cmic-trust.jp

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